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2014年5月23日 (金)

翻訳者の収入とワーク・ライフ・バランス

先日、「通訳翻訳ジャーナル」の夏号が発売されました。
結構、翻訳者さんの間でも注目を集めているようです!



注目記事は、もちろん「通訳者・翻訳者の収入&料金」!

具体的には、同誌をご覧下さい(笑)。他の方も言われていましたが、サンプル数が少ないですね。

人の収入って、まあ、自分の立ち位置や得ている料金が適正がどうかを知るためにも、把握しておく必要があります。


そもそも、第三者はフリーランスの翻訳者をどうみているのでしょうか。


flagある人には、無職のイメージ・・・(可哀想、仕事がないのね、って感じ)
(現に、駆け出し時には某仕事を勧めてくださる方がおり、フリーランスをやめないと言うと、驚きの表情が・・・)


flagある人には、超高給取りのイメージ・・・
(組織にいた時でさえ、翻訳者は数千万円もらっているんだろう、と平気で言う人も・・・)


flagある人には、特殊能力を駆使したカッコイイ仕事をする人のイメージ・・・


何度か引っ越しを経験している私の場合、申告会場での相談や確認作業の折にも、「(職業が)すごいですね。この地区では・・・」とTVタレントさんかキャスターさんか、そんな方達と同列に扱われたり、または「奥さん、奥さん、・・」と呼びかけられ、「主婦がやっている仕事」と決めつける扱いをされたり、「リンゴとか物を売っているわけじゃないから、わからん商売だよね」と青色申告会で指導されたとおりの記述に税理士さんから難癖をつけられた経験もあります。

どのイメージも正解ではありません。


こんな声も聞いたこともあります。「東京の翻訳をやっている友人から聞いたのだけど、翻訳者の収入って、すごく少ないんですね。派遣で行った方がまし!調査にすごい時間がかかって、時間の無駄じゃないですか。」

何でも、そのお友達は本まで出されているすごい翻訳者さんだとか?

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単価が高い・安い、収入が多い・少ないは、翻訳者のキャリアや能力に比例していない場合もあるかと思います。

もちろん、プロとして、自分の仕事に対する正当な評価としての対価を要求することは必要です。

が、最近、「多少安くても気持ちよく仕事できる会社とつきあいたい」とか「消費税の増税に伴う単価改定等の対応が遅かった、またはしなかった会社とは縁を切った」といった翻訳者さんたちの声を聞くこともあります。翻訳者も、当面の収入だけを考えて動いているわけではありません。

収入を上げるには、能力以外にも交渉術であったり、人や会社とのご縁もあります。個人事業主なので、トータルで自己責任です。当面抱えきれない程の仕事の受注があっても、使い捨てされる可能性だってあります。

一方、収入が少なすぎる、または足らなくて困ると思うのであれば、守備範囲を広くする努力をしたり、取引先を増やすのも自己責任です。

個人的には、目先の収入だけでなく、ある程度のスパンの中で「自分はどうありたいのか」をよく考えて、将来を見据えた翻訳生活を送りたいです。

よく、収入に関連してワーク・ライフ・バランスを取ることが大事と言われています。

ワーク・ライフ・バランスが、仕事、趣味・家庭生活等のプライベート、そして社会への貢献のバランスを取ることと理解するならば、翻訳の仕事は決して悪くない!

趣味が仕事になってはいけないけれど、新しい情報や知識を得たり、文書がどの場面で使用されるかを想定すれば、日本の産業を支える一翼を担っているとも言える仕事なので、翻訳自体がすべてのファクターを兼ね備えているとも言えます。

調査に時間がかかっても、その結果適切な用語や情報を見つけ出すことができれば、それはそれで愛おしい時間となるのです
(≧∇≦)。(その前に、自分の専門性や調査能力のなさを反省すべきなのですけどね)

私の場合、今年は引っ越し作業で1カ月も休業しました。また、新規取引先や新しいご縁にシフト中であったり、セミナーや会議出席、その準備等で翻訳作業をできない日も多かったりする事情もあるので、年間の収入は不透明です。でも、勉強や投資する分は、いつの日か必ず倍返しで回収しますわよっ
scissors

多くても、少なくても、生きていくためにお金は必要ですbank。(←ココ、結論)


Bg2iebicyaaak5o   寝てばかりじゃなく、稼げって??分かってますにゃ(=^x^=)。


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