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2014年12月 8日 (月)

企業と大学病院の公開講座

私は、公開講座に参加するのが結構好きだったりします。

1冊の専門書を読むのと違って、「公開講座」は
専門家からのお話が一般市民にも分かりやすい形で耳に入ってくるからです。

最近参加した2つの公開講座。


ひとつはリンパ球バンク株式会社という企業が主催した「ANK免疫細胞療法」に関する無料セミナーです。


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日経ビジネス
を読んでこの療法について知りました。


がんに対する免疫細胞療法は標準治療でなく、高額な費用がかかります。このANK療法では、1クールで約400万円


患者さん自身のリンパ球を取り出し、その中のNK細胞を選択的に活性化・増殖させ、点滴で体内に戻すというもの。米国国立衛生研究所(NIH)が実施した大規模臨床試験を含むプロジェクトで使用したリンフォカイン活性化キラー細胞(LAK)療法は、免疫刺激が強すぎ、副作用が激しかったために一般化されませんでした。


そこで、世界で初めてNK細胞の活性化と増殖を同時に実現した「培養技術」を用いたがんの治療法がAmplified NK (ANK) 免疫細胞療法というわけです。

京都大学での臨床上の試験を経て2001年にANK療法の実施医療機関と同時に設立されたのが、この日のセミナー主催者であるリンパ球バンク株式会社(細胞培養センターを提供)だとか。


標準治療が奏功しなくなった後では打つ手が限られるので、少しでも早く」と言われても、保険適用外で「先進医療保険」も使えないとなると、なかなかANK免疫細胞療法を受ける患者さんは限られるのではないのかな。
亡くなる人が多いのも、打つ手がない状態で来るからだと言われても・・・・(..;)。がん患者が自ら設立した会社ということで、何となく意気込みは感じました。


ただ、十分な症例報告やデータがない理由を色々言われていたような気がしますが、やはり十分な臨床試験と科学的根拠に基づく療法でないと不安ですね。結局、末期の藁にもすがる思いの患者さんやご家族が行き着き、免疫細胞がダメージを受けているから治療効果がなかった、という結末に至らないことを祈ります。


ところで、私の終身保険に付加した「先進医療」特約はいったい何の治療に使えるのかな?と今さら疑問が・・・(..;)。陽子線治療重粒子線治療を受ける可能性はあるのだろうか。一度、見直してみないといけませんね!




10817364_353717351473162_1455029283             国際会議場近くの原爆ドーム




もう一つは日本消化器病学会の市民公開講座で、地元の大学病院や大学院の先生方が登壇されました。

こちらは、「歯周病とおなかの病気」、「ピロリ菌の話題」、「腸内細菌と乳酸菌」についてのお話。

前述のセミナーのように直接命に関わる病態の治療についてではないのですが、口腔内、胃・腸の中の細菌と生活習慣病の関連について学びました。

ピロリ菌除菌の保険適用が2013年2月に拡大され、慢性胃炎でも除菌治療が認められるようになっています!



2013021200009_3              ピロリ菌の除菌治療薬



でも、除菌後に胃がんになることも希ではないそうなので、胃がん検診を受けることは必要なようです。


人体の細胞数は約60兆個


そして腸内の多種多様な細菌は約100兆個腸内フローラまたは腸内細菌叢)!


ヒトの免疫系と腸内フローラの構成バランスが崩れると病気の原因となるそうです。まずは、食べ物、睡眠、運動等に気をつけて免疫力強化・老化防止に気をつけたいところですね!

起床直後の歯磨きも、もちろん大事(口腔内の細菌は約1000億個以上)です。


余談ですが、この日のMCは某TV局元アナウンサーでフリータレントの方が担当されました。公開番組のノリで、手を挙げた質問者以外にも参加者にマイクを向けられ、ちょっと未経験な公開講座の雰囲気に・・・(..;)。


ちょっと、苦手な雰囲気でしたね・・・私的にはですけど。


最近読んだ本は、おもしろかったー!!


高倉健さんの「あなたに褒められたくて」

岩田健太郎先生の「「リスク」の食べ方ー食の安全・安心を考える」



20140623_e22d79520f54508432a9927cf6 素敵なのだにゃ!!このおふたり(=^x^=)♪♪



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