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2015年4月

2015年4月30日 (木)

第5回「白熱」勉強会!!

4月26日に開催された「第5回西日本医学英語勉強会」も無事に終了しました!

当日は医薬翻訳者、特許翻訳者、IT/機械翻訳者、研究者、組織内通訳・翻訳者、歯科衛生士、薬剤師、翻訳勉強中の方々等、計19名にご参加いただきました。

今回は、Session 1では医師、Session 2では特許翻訳者によるご登壇と、医学英語勉強会としては初めてづくしの回となりました。

Session 2にご登壇の松田浩一さんは、当日新幹線で正午過ぎに広島入り。

あまり時間はありませんでしたが、やはりお昼は「お好み焼き」!


Dinner2

午後2時から無事にSession 1が開始しました。
そして、いきなりの衝撃が!!!


打ち合わせ時には「日本語」でプレゼンを行うと話されていたJA広島総合病院副院長の徳毛宏則先生が初めから全て英語で話されたのです(゚∀゚)。

当日はSession 2があるため英語の演習には展開できないので、語学面を補うべく、日英の予習資料とSession 1のトピックであるNASH(nonalcoholic steatohepatitis: 非アルコール性脂肪性肝炎)に関する英語でのYouTube動画を参加者の皆さんに配付・提示していました。

なので、「あれ?」と思いつつ、臨床に関するお話を全て英語で拝聴できたのは大きな驚きであると同時に貴重な機会となりました!当会の趣旨と目的をご考慮のうえ、徳毛先生が英語でのプレゼンに変更してくださったのだと思います。

そしてQ&Aセッションで「質問は出るのか?」と実は心配もしていたのですが、「肝生検」等の臨床上の問題から観光都市広島における医療観光・医療通訳の未来像まで質問がありました。当会の「医学知識の構築」という語学以外の目的についても、今後のセミナーを計画する際の指針となる、良いスタートを切れたように思います。


そしてSession 2。

Workshop1


桃栗三年恥柿十年」と題したセミナーでは、Mattさんこと松田浩一さんの「これまでの歩み(自己紹介)」「日本語クイズ」「辞書の話」「ワークショップ」「誰もが犯しやすい誤訳のパターン」「ぜひ気をつけたい翻訳のテクニック」「かならず役立つ翻訳のテクニック」から構成されていました。1時間半では足りないほど盛り沢山でしたので、当日の配布資料とは別に、後日、セミナーのプレゼン用スライド資料も参加者の方々に配付できるようにご配慮くださいました。

Mattさんと勉強会メンバーの方が重複購入されたという「基礎日本語辞典」「知財担当者のための実務英文法入門」を争奪する「じゃんけん大会」も超ヒートアップ!!

勉強会後、「大変勉強になった」「資料を家宝にする」等、嬉しいコメントをたくさん頂戴しています。もちろん、色々なレベルや異なる分野の翻訳者や異業種の方も集まっていますので異なるご意見もあるかもしれません。届いた声をまとめて(もちろん、匿名で個人は特定できない形で)Mattさんに届ける予定です!

こういった受講者からの声を自分に都合の良い意見だけではなく、敢えて批判があればそういった意見も真摯に受け止めて今後のセミナー改善に役立てようとする姿勢は、Mattさんの素晴らしい点だと感じました。



Fullsizerender

夜は、居酒屋の掘りごたつ席でディナーオフ!!


当勉強会や他のセミナー等の話題も出ました。


正直、「楽しく運営」なんてできていません。全くのボランティア運営ですし、雑務の時間に追われ、色々と胸を痛める出来事もないわけではありません。

でも、今回初めて手を挙げて質問や回答をしてくださったメンバーや、セッション終了後に直接医師にお礼を述べてくださったメンバーを拝見し、とても嬉しく感じました。

またご登壇いただいたドクターからも当会を評価する嬉しいコメントも頂戴し、今後ともご縁を大切にしていきたいと考えています。

そして、「メンバーがメンバーを評価する」、つまりお互いを尊敬し合う環境が少しだけ醸成されてきたように思います。

同業種どおしでの新たな発見、異業種の方から学ぶ発見、これから学ぼうとされている新人さんから学ぶ発見、どれも大切です!

当会は勉強会です。商業運営では生み出せないもの、同業者だけでは生み出せないもの、そんな学習効果がメンバー個人、ひいては翻訳業界・医療業界にも波及すれば幸いです。

色々なことを考えているうち、生みの苦しみがあるからこそ「勉強会」なんだと気づいてきました。そう考えると、悩むのも悪くない!!!


さて、次回の勉強会は7月20日(月)、10:00~15:00に開催予定です。(詳細は後日リリース予定)

医学生、臨床医、研究者、医薬翻訳者にとって、目から鱗が落ちる講座となりそうです!


あ~、本当にありがたいことです。
ご協力くださる先生方のためにも、しっかり勉強しないとね!
普段はFBグループ内で情報交換も行っています。ご興味のある方、参加してみませんか。




70444d627eff520d72212d30075d00ab なぜか、猫ではありませんにゃ。癒やし系笑顔♡  twitterより


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2015年4月20日 (月)

新年度の辞書環境

新年度の辞書環境を変えてみました!

翻訳事典2016年版」(発行:株式会社アルク)の「プロ翻訳者の仕事場レポート」の中で作業環境等をご紹介していただきましたが、あれから少し辞書環境を変えてみました。

きっかけは、3月31日までロゴヴィスタ対象製品が半額セールだったからです!


とはいえ、なかなか検討する時間もなく、最終日3月31日にやっと手持ちの電子辞書バージョン等を調べてみました。そして、本当によく使う辞書、必要な辞書は何かを考えて買った電子辞典は・・・

Nihongo

日本語大シソーラス」と「日本語コロケーション辞典」です。あれ?割引きされていない辞典です(@@;)。。

日本語大シソ-ラス」の方は「シソ改~日本語大シソーラス』の全語彙検索EPWING化~」を参考にEPWING化しないと全語彙検索版にならないようです。全3時間を要するとか。早くしなくっちゃね!(←まだ。。 汗)

なぜ、安くなっていた英和・和英関係の辞書を買わなかったかというと、KENKYUSHA ONLINE DICTIONARY (KOD) のアドバンスト会員として契約したからです。これにオプションでOxford Advanced Learner's Dictionaryを追加しました。

Kenkyushaonline
KODの場合、随時語数が増えていくのでCD-ROM版よりも最新の情報を得ることができます。もちろん、辞書はこれらのオンライン版だけでなくLogophileで「ビジネス技術実用英語大辞典」「プロメディカ」等よく使う辞書を串刺し検索。Online版は英辞郎Proも契約しています。Weblioを含むOnline関係をDicregateで極力まとめているのは変更していません。

医学用電子辞書PASORAMA DAYFILER DF-X11000は、しばらくPCから切断していたら、また認識されなくなりました。単体でも使えますが、やはり使用頻度は落ちてきましたね。

代わりに、少しご無沙汰気味だった対訳君医学版Acceptを対訳集だけでなく、辞書としても使用する頻度が増えてきました。

対訳は、もちろん取り扱う文書の書類や文脈によって色々変更すべき箇所は出てきますから、似ている文章やフレーズがあったからといって鵜呑みにはできません。必ず、自分で検証・調査して判断する作業が必要となります。

でも、こうしたデータベースは、あればあるほど未熟な分野では参考になります。

というわけで、「医学翻訳の友 イートモ5.1 」も導入してみました。対訳君医学版Acceptにある対訳数が約19万、「
イートモ」が34,785で、ほぼ同じ値段というのは割高な感じもします。

まだ使い始めたばかりで十分な感想は言えないのですが、製薬出身のベテラン医薬翻訳者さんが作られた対訳なので、人の訳文を見せていただいているという感じです。

よくチェッカーさんのお仕事で、悪文ばかりを読んでいるとかえって勉強にならないこともある、という話も聞きますが、そこはさすがに現場の第一線の翻訳者さんの訳文!
もちろん、仕事で引用する時には注意は必要ですが、おそらく実際の仕事を通して集められた文章の対訳なので、対訳君とは一線を画しているような気がします。

また、英訳・和訳の練習ができるトレーニング機能もあるので、自分も訳してみて訳文の比較をすると劣っている点を見つけることもできますね。


少しずつでも勉強していこうと思っています。

次の日曜日は、いよいよ第5回「西日本医学英語勉強会」開催の日です!

ドクターの講義とともに、関東からご参加くださる松田浩一さんによる白熱翻訳教室

松田先生は、当日、じゃんけん大会の勝者に(サイン入り?)「基礎日本語辞典」をプレゼントくださるとか!未使用新品5,184円の商品です!わたし、負けない୧(˃◡ु˂)୨!!当日の講義は、医薬だけでなく特許を含むどの分野の翻訳者さんにも役立つ内容です!



ご希望の方は、コメントを残すか、メールでご連絡くださいね。

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何だか、ストレスたまりますにゃ!こんなこと、してみたい!!


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2015年4月 5日 (日)

動物愛護 「自分の心を救う」

先月末、「動物愛護講演会」に行って来ました。

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講師は、児童文学作家の今西乃子さんと女優の杉本彩さん

とにかく、強い衝撃を受けました。
講演者の訴えが心に響いてくる、そんな素晴らしいお話でした。

今西さんは「犬たちをおくる日この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」「ドッグ・シェルター」などの執筆活動の他に、学校に出向き、「命の教育」「人権教育」「自己肯定感向上」に焦点をあてた出前授業の活動もされているそうです。





杉本彩さんは、
TVでお馴染みの女優さんですが、一般社団法人 動物環境・福祉協会Evaの理事長でもあります。動物愛護のために20年以上も個人で活動をされていたそうですが、個人の啓蒙啓発活動に限界を感じて立ち上げられたとか。

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トップバッターの今西さんのお話は、まず犬が殺処分される映像で始まりました。処分前の不安そうな顔。そして二酸化炭素(炭酸ガス)を注入するボタンが押され、息苦しさでもがきながら重なるように倒れていく犬たち。そして焼却炉で焼かれて産業廃棄物として処分されます。その過程の映像を私は最後まで見ることができず、思わず目を伏せてしまいました。会場の隅からは、すすり泣く声も聞こえてきました。

まさか、こんな衝撃的な映像から講演がスタートするとは思わなかったので、驚きました。今西さんが訴えられたのは「誰かを救うということは自分の心を救う」ということです。

外車に乗ってきて、海岸に犬を捨てていく人たち。「バカ」「飽きた」「引っ越しをする」といった身勝手な理由。動物の「命のゴール」を決めるのは「人間の心」です。
でも、今西さん自身が飼われている保護前と保護後の犬の変わりようも拝見し、同じように出前授業で学んだ子供達は「両目を開けて現実を見よう」としているそうです。

東日本大震災で友人を亡くし、「なぜ自分が助けなかったか」「なぜ自分は生き延びているのか」と心に傷を負った子供は「自分が必要とされる人間に成長する」ことで「自分の心が救われる」ことを学び、ある子供は動物だけでなく「世界で苦しんでいる子供も」直視しようという意志を示したそうです。


また、杉本彩さんは「TNR活動」(地域猫活動)についても紹介されました。

T (Trap)              
罠で捕まえる
N (Neuter)         
不妊去勢手術をする
R (Return)          
元にいた場所に戻す

望まない出産を避け、さまざまな疾患の予防、発情・ストレスの軽減、攻撃性の低下等のメリットがあるそうです。

翻訳者さんの中にも、このTNR活動を実践された心優しい方がいらっしゃいます。子猫には里親を見つけ、手術後の親猫には外猫としてエサやり等のお世話もされています。

また、ある翻訳者さんは、老犬・老猫となった動物たちを人間と同じように愛情を持ってケアされています。深夜にもお尻を洗い、オムツをし、体調に応じた食事に、病院での診察と頭が下がるようなお世話をされています。ふっと、お二人のことを講演中に思い出しました。

私は動物が好きで、時々ペットショップにいる犬や猫を見に行くのですが、わずか半年、一年でどんどん値段が下がり、バーゲーンセール状態となるのには驚きます。命が物と同じように、だんだん売れ残りや不要品のように扱われていくのを見るのは、とても悲しいことです。一部の悪徳ショップやブリーダーは、冷蔵庫に入れて凍死させたり、殴り殺したりもするそう・・・(..;)

天国に旅立つ日まで、「責任を持って世話」をする。

でも、これって人間どおしてもできていませんね。

社会的弱者、高齢者、動物に優しくする。

確かに、それができたとき、自分の心も救われるような気がします。その意味では、私の心もまだまだ救われていません。これからの日々で、そういう優しさを持てる人になれたらいいな。

女性としても、とても素敵なお二人からのお話でした。「命の教育」、ありがとうございました。


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猫を甘くみちゃいかん!仲良くしようにゃ(=^x^=)!


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