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2015年4月 5日 (日)

動物愛護 「自分の心を救う」

先月末、「動物愛護講演会」に行って来ました。

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講師は、児童文学作家の今西乃子さんと女優の杉本彩さん

とにかく、強い衝撃を受けました。
講演者の訴えが心に響いてくる、そんな素晴らしいお話でした。

今西さんは「犬たちをおくる日この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」「ドッグ・シェルター」などの執筆活動の他に、学校に出向き、「命の教育」「人権教育」「自己肯定感向上」に焦点をあてた出前授業の活動もされているそうです。





杉本彩さんは、
TVでお馴染みの女優さんですが、一般社団法人 動物環境・福祉協会Evaの理事長でもあります。動物愛護のために20年以上も個人で活動をされていたそうですが、個人の啓蒙啓発活動に限界を感じて立ち上げられたとか。

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トップバッターの今西さんのお話は、まず犬が殺処分される映像で始まりました。処分前の不安そうな顔。そして二酸化炭素(炭酸ガス)を注入するボタンが押され、息苦しさでもがきながら重なるように倒れていく犬たち。そして焼却炉で焼かれて産業廃棄物として処分されます。その過程の映像を私は最後まで見ることができず、思わず目を伏せてしまいました。会場の隅からは、すすり泣く声も聞こえてきました。

まさか、こんな衝撃的な映像から講演がスタートするとは思わなかったので、驚きました。今西さんが訴えられたのは「誰かを救うということは自分の心を救う」ということです。

外車に乗ってきて、海岸に犬を捨てていく人たち。「バカ」「飽きた」「引っ越しをする」といった身勝手な理由。動物の「命のゴール」を決めるのは「人間の心」です。
でも、今西さん自身が飼われている保護前と保護後の犬の変わりようも拝見し、同じように出前授業で学んだ子供達は「両目を開けて現実を見よう」としているそうです。

東日本大震災で友人を亡くし、「なぜ自分が助けなかったか」「なぜ自分は生き延びているのか」と心に傷を負った子供は「自分が必要とされる人間に成長する」ことで「自分の心が救われる」ことを学び、ある子供は動物だけでなく「世界で苦しんでいる子供も」直視しようという意志を示したそうです。


また、杉本彩さんは「TNR活動」(地域猫活動)についても紹介されました。

T (Trap)              
罠で捕まえる
N (Neuter)         
不妊去勢手術をする
R (Return)          
元にいた場所に戻す

望まない出産を避け、さまざまな疾患の予防、発情・ストレスの軽減、攻撃性の低下等のメリットがあるそうです。

翻訳者さんの中にも、このTNR活動を実践された心優しい方がいらっしゃいます。子猫には里親を見つけ、手術後の親猫には外猫としてエサやり等のお世話もされています。

また、ある翻訳者さんは、老犬・老猫となった動物たちを人間と同じように愛情を持ってケアされています。深夜にもお尻を洗い、オムツをし、体調に応じた食事に、病院での診察と頭が下がるようなお世話をされています。ふっと、お二人のことを講演中に思い出しました。

私は動物が好きで、時々ペットショップにいる犬や猫を見に行くのですが、わずか半年、一年でどんどん値段が下がり、バーゲーンセール状態となるのには驚きます。命が物と同じように、だんだん売れ残りや不要品のように扱われていくのを見るのは、とても悲しいことです。一部の悪徳ショップやブリーダーは、冷蔵庫に入れて凍死させたり、殴り殺したりもするそう・・・(..;)

天国に旅立つ日まで、「責任を持って世話」をする。

でも、これって人間どおしてもできていませんね。

社会的弱者、高齢者、動物に優しくする。

確かに、それができたとき、自分の心も救われるような気がします。その意味では、私の心もまだまだ救われていません。これからの日々で、そういう優しさを持てる人になれたらいいな。

女性としても、とても素敵なお二人からのお話でした。「命の教育」、ありがとうございました。


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猫を甘くみちゃいかん!仲良くしようにゃ(=^x^=)!


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