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2015年12月22日 (火)

三回忌と小林一茶

12月12日は母の三回忌法要の日でした。


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命日は19日なのですが、あれから丸二年
月日の経つのは早いものです。


前にも書いたように、我が家の宗派は浄土真宗(西本願寺派)です。
この日、ご住職から俳人小林一茶の一句のお話を伺った時には少し驚きました。


 
ともかくも あなたまかせの 年の暮




もちろんこの句は知っていましたが、字義通りに解釈していました。


「あなたまかせ」の「あなた」とは「阿弥陀如来様」のことで、どんな状況にあっても阿弥陀如来様の救いにすべてをお任せして、ありのままに年を越しましょうという意味だそうです。


小林一茶が熱心な浄土真宗の門徒であったことも知りませんでした。



小林一茶の生涯は波瀾万丈だったようですが、だからこそ救いが必要だったのでしょうか。


辞書にも「あなたまかせ」は『他人に頼って、すべてその人の言うとおりにすること。なりゆきにまかせること』の他に『阿弥陀の誓願にまかせること。
彼方任》』という意味が記載されていました。(スーパー大辞林3.0)


研究社新和英辞典第5版の電子増補版には、ちゃんと『leaving everything to Buddha's providence』という訳語もありました!


ここで思い出したのが他力本願



この用語も本来的な意味からはずれ、「他人任せでいる、他人の力に頼る」という意味で使われていることが多いですね。


本来の意味での訳語は『salvation「by faith [through the benevolence of Amida Buddha]』。(研究社新和英辞典)



阿弥陀如来様が願い、その願いの中で私達が生かされているという考え。




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私の場合、残念ながら自分の命の帰る場所を心得る境地にはまだ達していません。


毎日怒り、悲しみ、不安を覚え、不平不満を言う。でも、ちょっとしたことにも嬉しくなったりする(笑)。



そう言えば、母も病状が小康状態を保っていた頃は川柳を書いていました。

家族の幸せや健康を気遣い、周囲の人への感謝の気持ちに溢れた内容が多かったなぁ。


人の目を意識した書き方だな~なんて天邪鬼の私は思ったものですが(笑)、浄土への道が見えてきて、本当にそういう気持ちでいっぱいだったのかもしれない。

ごめんなさい、お母さん(泣)。


今年の年の暮れは、生かされていることへの感謝、そして1年間支えてくれた人達への感謝の気持ちを新たにしながら新年を迎えたいと思います。



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コメント

一茶の言葉、しみじみと味わいました、ありがとうございました(と言う傍から、師でもないのに走るSayoなのだった)。
感謝の心で年を越し、心豊かに1年過ごしたいですね。

Sayoさま
今年も色々とお世話になり、ありがとうございました。

一年の間には幸せな出来事ばかりではなく気の沈むようなことも多々ありましたが、
良識あるお友達のおかげで暴走することもなく(<ホンマか?)、年の暮れを迎える
ことができました。新年もよろしくお願いいたしますheart02

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