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2016年2月14日 (日)

初体験

初体験.... それはチェッカーのお仕事です。

先日、なぜかチェックのお仕事の打診をいただきました。


あれ?チェッカーのトライアルって受験していないけど?


契約書を見ると、確かに翻訳単価とは別に時給金額が記載されていました。
とはいえ、受験していないのですから、チェックガイドのような仕様書も手元にはありません(笑)。

チェックのお仕事といえば、悪文を見て手が荒れるとか
書き直しが多くて割に合わないとか

またソースクライアント様側からのクレームを翻訳会社から伝えられ、
調べてみたら、それは自分の訳文ではなくてチェッカーが改悪した文だったとか( ̄。 ̄;)..
あまり、良い話は聞こえてきません。
それに、フリーランスになってからのチェッカー経験は皆無です!

かつて組織内にいた時には処理量が手に負えなくなると翻訳会社に発注していましたが、その時にはむしろ下訳として利用するといった感じで、ネイティブスタッフと成果品を作っていました。

なので、大きな訳抜けでもない限り翻訳会社にクレームをつけることもなく、その代わりに必ず成果品(最終版)をフィードバックしていたせいか、自然と担当訳者さんの訳文品質も安定してきたように感じていました。


今回、分量的には大きなものではなかったので、「他人の訳文を見たい!」というちょっとした好奇心もあってお受けしました(もちろん、チェックガイドのようなデータも受け取りました)。

ギョッ、訳文にコメントが多い~!!

よくあることですが、和文原稿に主語や目的語がないという指摘が多い!!


この回答をソースクライアント様側に確認を取った後のチェックであれば効率的なのですが、それは諸事情でできないとのこと。

で、チェックをしていると、専門知識の有無の問題ではなく、普通に読み進めていくと書かれていない主語も目的語も理解できる程度だったりしたのですが....



「日本
語を正しく読解できていない」ということが、ちょっとした驚きでした。

日英の翻訳でしたが、訳者さんがネイティブという訳でもなさそうです。

また、原文で読点の使い方が誤っているので、それにつられて訳文の係り受けも誤っていたり....


なので、「できるだけ元訳を生かす」といっても、単語レベルではなく文章を書き直した箇所もありました。(その後のネイティブチェックはあったのだろうか....)

日英でも、「英文としての品質以前に原文の日本語を正しく読解することが必要」ということですね!

私は、原稿はまず全体を読み込んでから翻訳にとりかかるように努めていますが、とはいえ短納期の修羅場中の翻訳だったらどうだろうか。

ふと考えてみました。一文一文訳し進めていくことに精一杯で、


「木を見て森を見ず」


になっているかもしれないと(>.<)...。



自分を反省する良い機会となりました。校正事項は色々あって(笑)、目安の倍くらい時間がかかってしまいましたが、きちんとお支払いいただけるようで安心(*^o^*)。


日本の翻訳会社の場合、チェッカーさんというと「ある程度の語学力があるものの、まだフリーランスとして独立できない人が勉強を兼ねて...」というイメージがあります。

が、思えば
単純な訳抜けや転記ミスはともかく、
プロの訳文に誤りを見つけて指摘したり手を加えたりする訳ですから

日本語・英語の語学力、専門性、何れも訳文作成者以上の能力を持っているべきではないかとも思ったりします。

あまり「元文に沿ったチェック」だと、悪文・誤訳のまま成果物となりかねませんから。(チェッカーさんの地位向上を願います!)


疲れました。次のチェックのお仕事は、もうしないかも(笑)!


さて、今日はバレンタインデー!!!

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      今年も仲良くにゃ~♡ パートナーは元気でいることが一番のプレゼント♪


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