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2016年6月

2016年6月25日 (土)

初めての俳句と英語訳

先週俳句の入門書を一冊読んでいると書いたばかりなのですが、習うよりは慣れろで下記の5句(3種)を作ってみました。

そしてそれらの句をいきなりFBで公開するという…(汗)


厚顔無恥と言われようと、恥は早めにかいておいた方がいい。清水の舞台から飛び降りるようなスリルが結構好きです。



1)
梅雨空にけふも差し掛け天の蓋 



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2)
残り香の想ひ封ずる洗い髪  

(画像:Rolfe Kolbe)

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3)
紫陽花や移ろふものと思はねば   

紫陽花や手鞠咲きて薄日差す  
紫陽花の君色染まる月夜かな  


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FBでお世話になっている五島先生からは 2) の句にお褒めの言葉を賜りました。ビギナーズラックですね。でも、とても幸せな気持ちになりました。感謝!!

不思議なことに推敲を重ねていくうちに思わぬ言葉が出てきたり、自分の心と向き合うことがあります。

それは調和であったり、対峙であったり、解放であったり・・・。



皆さんが書いてくださったコメントを読んでいても、おもしろい。
読み手はそれぞれに自分の「物語」を持っているので、その物語をもとに自由に解釈できるんですね。でも、伝えたかった「こころ」が読み手に伝わってコミュニケーションが成立したとき、何だか嬉しい\(^^@)/。


それに、大和言葉の美しさ、日本の自然、文化、歴史、そして地域学(少し先生が解説をしてくださったのですが、「ナラティブな視点」等、医学にも通ずる部分があります)とたくさんの学びがあり、心が浄化されていくような気がします。

色々と「地域」についても思うことはあるのですが、それはまたいつか。


そして、五島先生が時々併記されている俳句の英訳

作句者でなければできない言葉の選択があります。日本と欧米の言語・文化の違いがきちんと英訳の中に織り込まれている……私のような超初心者は、時々理解できない言葉(日本語)に遭遇すると英訳の方に助けられて感動することもあります。


そこで、私の2つ目のテーマ。

アメリカでもブームになっているという英語俳句、そして日本での俳句の英訳。この2つの英文を比較してみたいのです。


そして、自分でも俳句の英訳を書けるようになりたい。


何だか、この欲求は止まりません!


まず、「続・日本人の英語」と「21世紀俳句の時空-日英対訳」を買ってみました。
一番読みたかった五島先生の日英併記句集「雷光」は、注文は成立したものの品切れ状態とか…(涙)。







注) 対訳本の方は、密林さんではなくオークションの方から入手しました。


「何してんねん!」と思われている同業者の方。

はい、目的がないと勉強も中途半端になりがちですね。
いつの日か、俳句翻訳の観点から勉強会「十人十色」で発表することを目指します!(キリッ)



そして「俳句療法」としては、医学英語勉強会でも発表できるかも(野望は続く…)。



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2016年6月18日 (土)

最近読んだ本・買った本

最近買った本、といえばまずこれですね!

翻訳のレッスン


守備範囲の異なる4人のプロ翻訳者による「翻訳のレッスン」は、翻訳者をめざしている卵さんにもプロにも役立つ必読の一冊!

まだ読了できていませんが、この手の本としてはとても読みやすいです。Q&Aコーナーもあり、目次から興味のある項目を選択して、そこから直接読み始めることもできます。

特に「顧客のニーズに応えるには」については、思うところがあります。
この本については、また単独で後日書きます!




で、最近はちょっと専門から離れた本を読んでいます。
仕事関連じゃない本って楽しい!」っていけませんか(笑)。


医学英語を異業種の方々と勉強して発見があるように、少し違った本を読むのもいい。心の栄養になるだけでなく、言葉に対しても新鮮な驚きや発見があります。

食事の後、外出先、就寝前などを利用して少しずつ…・少しずつ・・・・のはずが一気読みをしたものもあり(笑)



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まずは、「命売ります」(三島由紀夫)。



昨年2015年は三島由紀夫の生誕90年、没後45年に当たりました。遠い昔、三島由紀夫を卒論に選んだ私なのにこの作品を読んでいない!と思っていましたが、やはり読み進めていくと読んでいたことに気づきました(笑)。

自殺に失敗した男が新聞広告に「命売ります」と広告を出した後の顛末、そして命が惜しくなるまでの男の心情変化。

一気に読めるエンタメ小説で、とにかくおもしろい!いわゆる純文学作品ではないこのような作品の中に三島は「こっそり本音を漏らしていたのではなかろうか」と解説にありましたが、彼は「孤独」や「命」をどう捉えていたのだろう。

時系列の中でのこの作品の位置付けを確認していませんが、三島最後の作品となった全4巻からなる「豊穣の海」では、三島の「美意識」「宇宙」「仏教哲学」等に圧倒された私。

時を経て再読すれば、きっと違う何かが見えてくると感じたものでしたが、まだ怖くてページを開くことができません。袋小路に迷い込んだままの私がページを開くとき。そこに至る自分自身の変化に対しても怖い気がします。


こころの声を聴く-河合隼雄対話集



ユング心理学の第一人者と日本を代表する作家、詩人、医師たちとの対話集。古めの本です。

興味深いお話はいくつもあるのですが、一番印象に残ったのは遠藤周作さんとの対話です。


「本当に読書の喜びをあたえてくれた本というのは、もともと潜在的にあった自分をほじくり出してくれる本」


大友宗麟とザビエルの巡り会いに関連して)「元型をほじくり出してくれる人間と、何十回会ってもほじくり出してくれない人間と二種類あって、元型を刺激する人間というのは忘れることができなくなる」

「人間が生きてゆく上でその背後にそれを支える『神話』がある」



本を読んで、文章によって助けられる。救われる。そんなことを小説を書いているお友達と話したことがありました。
もちろん医療によって命を助けられ、リアルな友人からは心を慰められたりするわけですが、本との関係は特別!

人と人との巡り会い(そして別れ)、心に残る本との出会い。
ひとつひとつに意味があるんだなぁ。





知識ゼロからの俳句入門」(金子兜太著)
今はじめる人のための俳句歳時記





ふたつ前の記事で書いたように、FBのちょっとしたご縁で五島高資先生の俳句を拝読する機会を得、魂を揺さぶられたような感動を覚えました。

今更ながら「日本語って、こんなに美しい言葉だったんだ」って気づいたわけです。

でも「言霊」の力を借りて感動しているようなもので、大和言葉も分かっていないし、俳句そのものも理解していない。
こんな時には、「知りたい→自分も作ってみたい」となるわけですね(笑)。


ということで、上記の2冊を買いました!(付箋だらけ 笑)

そして通翻俳句部の鶏侍さんがご紹介してくれた漫画「あかぼし俳句帖」。

まずは「一」を購入したのですが、面白くて一気読み(^_^)。五島先生がFBに書いてくださったコメント「句意は読み手の自由」の意味が理解できた気がしました。(←まだ、こんなレベル。先生の語彙レベルは高すぎて、語彙の背後にある学問についていけません。でも、何気に解説くださっているので感謝!!)


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When Breath Becomes Air」(Paul Kalanithi)
洋書です。後半1/3が読み切れていません。

文学を愛し作家を夢見ていた青年が「脳外科医」という人生の方向転換をし、自身が末期のがんと分かってからの行動、生き方、思い…。

無事に参加できたら、洋書クラブに持っていくかもしれないので感想は控えます(^^ゞ。



sun
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2016年6月12日 (日)

勉強会PC講座終了&第9回報告書をUPしました!

蒸し暑い日が続きます。食欲も落ちてきて、何だか食べたくないし、何も作りたくないですよね。

とはいえ、食材も食べきらないと冷蔵庫に入れていても黴が生えてきます。

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とりあえず、私の冷蔵庫には酢を使った常備品が3つ。うまく写っていませんが、左から人参のラペ、酢たまねぎ、酢しょうが。疲労回復効果もあるこれらの食品はそのままでも食べられるし、ローストアーモンドやチアシードと組み合わせたりお料理に使ったりと、とりあえず一品は確保しています。

がんばって作って、食べて、元気に夏を乗り切りたいものです。


さて、大変遅くなりましたが、第9回勉強会の報告書を勉強会専用サイトにUPしました!


Ben Tompkinsさんによる「Workshop on Felix, Powerful, and Easy-to-lean Computer Assisted Translation Tool」。


そして栁瀬大輔先生による「日本人の英文 三つの留意点」。


ご登壇いただいた先生方、またご寄稿くださった報告者Y. T.さんとMari Sasakiさん、本当にありがとうございました!


報告書はこちらから ↓


new第9回勉強会報告書



そして、関係者はお気づきかもしれませんが、勉強会は既に第10回、(実質第11回にあたる)特別編PC講座と終了しています(汗)。



はい、もろもろの作業が遅れています<(_ _)>。ご寄稿くださる方々の提出が遅れることもありますが、何よりも私の手が取れず編集作業が遅れがち。


会の終了後はご登壇者・参加者の皆さんとのメッセージやメールのやり取り、写真(画像)の整理、オンラインアルバムの作成(非公開、参加者限定)、報告書の依頼・編集等の雑務(開催月によっては同時に次回登壇者との打ち合わせ)が発生するのですが、今回は2カ月連続のセミナー開催となったこと、自分も登壇者となったこと(笑)、短距離走を繰り返すような長期案件の仕事を同時にしていたこともあり、すっかりと遅れてしまいました。


活動は記録として視覚化することも大事と考えているので、これからも続けていきたいと思っています。今しばらくお待ちくださいね。



5月29日に開催したPC講座も、無事に終了しました。


4時間という長いセミナーにご登壇くださった小林晋也さん、ありがとうございました!

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超入門」とセミナータイトルの一部にありますが、当日はIT翻訳者さんからもたくさんのご質問が飛び交いました。また、主催が当会ということもあって研究者等の異業種の方からもLinux等個人的に興味深いご質問もあり、基本の内容は同じであっても開催都市・参加者によって展開も変わるという意味が実感できました。(ご登壇者はその分、大変ですけれどね!)


私のPCは何度も不具合に見舞われており、その度に解決してきただけあってご紹介のソフトウェアもインストール済みのものが多かったり、(頻度が適切でなかったけれど)デフラグ等もしていたのですが、後から復習を進めるにつれ、点だった知識が線となって今後のPCメンテナンスに大いに役立ちそうです。また、HDDとSSDの違いも有益な情報となりました。


新しいPCも購入予定なのですが、マルチディスプレイにすることもあって悩み中(..;)。


長い間2台のPCをLAN接続で使用していたので、1台のPCとモニターによるマルチディスプレイに変更した時にもアダプターを介して不用な液晶TVをディスプレイにして接続した変則使用。

今回はどうしよう。トリプルにすると机も購入して部屋のレイアウトも変えないとね。


特別編の報告書はIT翻訳者さんにお願いしています!
順次UPしていきますので、お待ちくださいね。

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2016年6月 6日 (月)

言葉の自由度と右脳

中国地方は梅雨入りし、この記事を書こうとして早数カ月がたちました(笑)。ボツ?とも考えましたが、ずっと心に引っかかっていたのでやはり書こう!


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ちょうど1年前、Twitterでは「漢字を開く」ことがずいぶんと話題に上っていました。そしてなぜか今年の春、色々な記事で再度この話題を目にすることとなりました。

そのたびに引用されていたのが
、プロの編集者たらればさん@tarareba722のツイート!


たらればさんの書かれる文章自体、透明感さえ感じるやさしい文章です。編集に従事された「東日本大震災 警察官救援記録 あなたへ。」「人生つれづれニャるままに兼好法師」も拝読したほどのファンです。でも、一年前にこのツイを読んだときには「産業翻訳者って表記にはルールがあるから」とさほど気にとめていませんでした。


翻訳者の場合、取引各社から表記の基本原則・ガイドラインが配付されており、場合によっては共同通信社「記者ハンドブック新聞用字用語集」などで補うように指示されています。


基本、自由に漢字を開いたり、閉じたりはできません。


そして、翻訳の原則は「何も足さず、何も引かず」で原文と訳文が等価であること。



でも、なぜか今年になって「漢字をひらいた」文章を見かけると「やさしさ」や「ほっこり感」を感じるようになってきました。

そんな時、たらればさん同様ファンでTwitterでもフォローしている古賀史健さん(ライター、『嫌われる勇気』の著者)がnoteの記事「こんにちは、さようなら。」の中で


ひとつ漢字を「ひらく」たびに、ぼくはちいさな自由を手にいれたような、目の前の景色が開けたような、そんなよろこびを感じているのだと思う。


と、「今日は」「済みません」「左様なら」の表記例を挙げて「意味」の束縛からの自由に言及されていました。


「やさしさ」や「ほっこり感」ではなく 自由!!!


そうか、自由な表現とか意味の想像とか、感覚とか・・・・


最近あるご縁から毎日FBで俳句を鑑賞するようになりました。

俳句にまったく興味のなかった私ですが、なぜ魅せられたのか・・・・
もちろん句者である五島高資先生の力量が一番の理由でしょう。超初心者にも満たない読者の心をも動かしたのですから。



俳句には基本的に音数制限があります。
でも、漢字・ひらがな・カタカナ・旧かなづかい、擬音語・擬態語、切れ字
の使い方などで「やさしさ」「重厚さ」「威圧感」「斬新さ」「情緒」など読者の感じ方を変えたり、想像力を喚起したりできるし、一方、読者は句を通して自然や宇宙観、日本独特の文化や美意識を共有したりできるんですね!


随分と長い間、私は右脳を十分に使っていなかったのだなぁと思います(汗)。
左脳を酷使してしまったのか・・・・



かなり昔だけど、お免状を取った華道をたしなんでいた頃には天地人という世界観も意識した生活をしていたのに、産業翻訳を始めてからずっと左脳中心の世界に生きてきたような気さえします。


右脳を活性化して左脳・右脳アンバランスを解消してこそ、翻訳も良い文章が作れるかもしれません。
対処法のひとつとして、私も俳句が作れるようになりたい!!(と小声で言って宣言しておきます(^_-)-☆


Bzrz52pcaaigiwh 一句書こうとして、こんなの書いちゃいましたにゃ(=^..^=)!

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