« 時間管理と整理術 | トップページ | 勉強会PC講座終了&第9回報告書をUPしました! »

2016年6月 6日 (月)

言葉の自由度と右脳

中国地方は梅雨入りし、この記事を書こうとして早数カ月がたちました(笑)。ボツ?とも考えましたが、ずっと心に引っかかっていたのでやはり書こう!


Ha_142_2

ちょうど1年前、Twitterでは「漢字を開く」ことがずいぶんと話題に上っていました。そしてなぜか今年の春、色々な記事で再度この話題を目にすることとなりました。

そのたびに引用されていたのが
、プロの編集者たらればさん@tarareba722のツイート!


たらればさんの書かれる文章自体、透明感さえ感じるやさしい文章です。編集に従事された「東日本大震災 警察官救援記録 あなたへ。」「人生つれづれニャるままに兼好法師」も拝読したほどのファンです。でも、一年前にこのツイを読んだときには「産業翻訳者って表記にはルールがあるから」とさほど気にとめていませんでした。


翻訳者の場合、取引各社から表記の基本原則・ガイドラインが配付されており、場合によっては共同通信社「記者ハンドブック新聞用字用語集」などで補うように指示されています。


基本、自由に漢字を開いたり、閉じたりはできません。


そして、翻訳の原則は「何も足さず、何も引かず」で原文と訳文が等価であること。



でも、なぜか今年になって「漢字をひらいた」文章を見かけると「やさしさ」や「ほっこり感」を感じるようになってきました。

そんな時、たらればさん同様ファンでTwitterでもフォローしている古賀史健さん(ライター、『嫌われる勇気』の著者)がnoteの記事「こんにちは、さようなら。」の中で


ひとつ漢字を「ひらく」たびに、ぼくはちいさな自由を手にいれたような、目の前の景色が開けたような、そんなよろこびを感じているのだと思う。


と、「今日は」「済みません」「左様なら」の表記例を挙げて「意味」の束縛からの自由に言及されていました。


「やさしさ」や「ほっこり感」ではなく 自由!!!


そうか、自由な表現とか意味の想像とか、感覚とか・・・・


最近あるご縁から毎日FBで俳句を鑑賞するようになりました。

俳句にまったく興味のなかった私ですが、なぜ魅せられたのか・・・・
もちろん句者である五島高資先生の力量が一番の理由でしょう。超初心者にも満たない読者の心をも動かしたのですから。



俳句には基本的に音数制限があります。
でも、漢字・ひらがな・カタカナ・旧かなづかい、擬音語・擬態語、切れ字
の使い方などで「やさしさ」「重厚さ」「威圧感」「斬新さ」「情緒」など読者の感じ方を変えたり、想像力を喚起したりできるし、一方、読者は句を通して自然や宇宙観、日本独特の文化や美意識を共有したりできるんですね!


随分と長い間、私は右脳を十分に使っていなかったのだなぁと思います(汗)。
左脳を酷使してしまったのか・・・・



かなり昔だけど、お免状を取った華道をたしなんでいた頃には天地人という世界観も意識した生活をしていたのに、産業翻訳を始めてからずっと左脳中心の世界に生きてきたような気さえします。


右脳を活性化して左脳・右脳アンバランスを解消してこそ、翻訳も良い文章が作れるかもしれません。
対処法のひとつとして、私も俳句が作れるようになりたい!!(と小声で言って宣言しておきます(^_-)-☆


sun今日もポチッとしてね!いつもありがとうございますheart04


にほんブログ村

« 時間管理と整理術 | トップページ | 勉強会PC講座終了&第9回報告書をUPしました! »

翻訳生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/581497/63732835

この記事へのトラックバック一覧です: 言葉の自由度と右脳:

« 時間管理と整理術 | トップページ | 勉強会PC講座終了&第9回報告書をUPしました! »