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2016年10月12日 (水)

祝☆フリーランス20周年

最近TwitterはあまりリアルタイムでTLを追えていない私ですが、ある尊敬すべき翻訳者さんが「フリーランスになって20年」とつぶやかれているのを偶然拝読しました。

「おめでとうございます!」と返そうとしたところ、「あれ?私もだ(笑)」と自分も今年はフリーランス20周年のメモリアル・イヤーであったことに気づきました!(10月ではないので、とっくに過ぎているのですけどね)

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1) スタート時
何度か既出のこの写真はフリーランスを開始したころ。PCはIBMで取り扱い分野は医薬ではなくITと工業。今とかぶっているのは医療機器分野ですね。


この頃は確かJTF理事さんが部長をしていらしたソフトウェア会社の通信講座やスクーリング、全国職業翻訳者協議会で板垣新平先生の講座を取ったり、放送大学では情報工学や電気・通信等を学んでいました。

細かいことはともかく、それなりに順調なスタートだったのでしょう。某社からは毎回スコア表のようなもので成果物の合格・不合格の判定を受け、合否のトータル・スコアは細分化されていました。「専門性の理解」「日本語の読みやすさ(適格性?)」等数項目について専門のスタッフ数人が減点方式の起票をしていたような(~_~;)。(←毎回、受領前はドキドキで心臓に悪かった 汗)


2) 10周年の頃
あれ、10周年も意識していなかったよね?


と振り返ってみれば10周年の頃は入院していた母親がICUに入り、肺塞栓、緑膿菌の院内感染等と続いて生死をさまよっていた頃でした。

毎朝5時過ぎの始発で他都市の病院に通っていたころ。
帰宅は夜、病状によっては帰りの電車の中で電話を受けて引き返すことも。

それでも仕事は続けていました。
今ほど納期がタイトでなかったのかもしれませんが、当時は異次元の自分がいたような気もします。ただ、見事に10年前のお写真は1枚もありませんでした!


やめたいと思ったことはないけれど、「やめなくてはならないかも」と覚悟を決めたのはそれから半年後くらい。


原発癌が悪性リンパ腫であった母親が病院で一生を終わることがないように、バリアフリーの場所を探して同居し、自分が面倒をみようと決心したとき。

フリーランスだから融通が利く、というものではありません。

自由業とはむしろ不自由!



納期は守らなければいけないし、同じソースクライアントさんの案件を連続して断るようだと仕事そのものがなくなる可能性だってあります。

ある程度高齢になると、血液がんといっても白血球減少期に感染症であっという間に亡くなるかもしれないし、かといって低空飛行のまま要介護状態が継続することもあります。介護は先が見えない・・・。

このときは、場合によっては翻訳をやめ、自分のプライベートは全て捨てることも覚悟しました。



でも、結局睡眠3~4時間になってもとにかく仕事は続けてきました。そしてアラームなしに深夜に起き、今のように寝落ち(笑)もしなかったという人体の不思議 ! ただ、8年以上も続けると、最後には電車の中で体の右半身が麻痺して動けなくなったり、道中倒れそうになったり(笑)と、自分の方が危なかったかも(..;)。。

3) 4~5年前~現在
第二の変化はSNSの影響と勉強会の開始でしょうか。


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オンライン上で全国の同業者の皆さんと言葉を交わすようになり、セミナー参加でリアルなおつき合いも始まりました。たまに、私は「有名人だ」とか「人脈がある」とか評されることがあります。それがすごく嫌。。。>.<。というか、違います。

FBで顔を出している他、ブログでも顔を晒してしまったのは新聞社主催の「翻訳講座」を担当することになったとき「どうせ新聞に顔が出るんだから出しちゃえ」と思ったから。
露出には相応の覚悟もあったわけです。


他でも日本翻訳連盟(JTF)機関誌や(株)アルクさんの「翻訳事典」にも記事を掲載していただきました。

だからといって、それは私に力があるという証明ではありません。

でも、時々思うのです。
かつては、地方在住で翻訳者や通訳者としてだけでは生きていけないという認識がありました。そんな時、業界紙で拝読した地元出身の先輩翻訳者さんの記事は、とてもまぶしかった!(ご本人は後に東京に出られたご様子ですが・・・。)

地方に住んでいても仕事はできる時代になりましたが、デメリットもないわけではなく、周りを見渡してみてもやはり翻訳者さん、特に医薬翻訳者さんは少ないです。

もし地方の翻訳者卵さんが私の記事を見て何か将来に希望を感じてくれていたら・・・


お手本にはならなくても、もっとしっかりしなければ、と思います。
そして将来医薬翻訳者を目指す地方在住者のお手伝いもできれば、ということも考えています。




現在請け負っている案件は医薬100%!

医薬機器とその関連論文を入口に治験関連をはじめとする医学・薬学と展開し、毎年のようにトライアルも受験して仕事内容も調整してきました。

別の分野もできる、という逃げ道を作らないというリスクも侵し、最終的に論文の比重を高めたかった私の今週の案件は全て論文!!


その意味では夢を叶えているのかもしれません。


でも、翻訳を基点として展開したいこと、勉強したいことはたくさんあります!

だからといって明日、翻訳はやめているかも(笑)。

人生の中で翻訳も含め仕事は最優先事項ではありません。

生きていく中でもっと大事なことが見つかったら、すっと消える(笑)!!


それまでは全力で(いえ、無理しない程度に 笑)がんばります。

私に翻訳への道を開いてくださった同時通訳科の先生、どんな分野でも翻訳・通訳は参考資料もなくできて当たり前、という大方の数百名職員を敵に回しながら一文字、いえスペース1個の重要性を教えてくださった元上司Nさん、翻訳だけでなく色々な悩みや喜びも共有してくださっている素敵な翻訳仲間の皆さん、本当にありがとうございます!

そして、これからもよろしくお願いいたします♪


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